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給与計算ソフトで年末調整の書類を配って集める方法を、紙とオンラインの違いから整理します。紙では、従業員が控除証明書の内容を申告書に転記し、勤務先が検算して給与システムに入力する流れです [8]。オンラインでは、申告書の提出依頼から回収までをソフト上で進められるかが分かれ目になるため、弥生給与 Next、freee人事労務、ジョブカン給与計算の3社を公式情報で比べました。
要点(3行)
- 申告書をスマホやパソコンで回収したい会社なら、弥生給与 Next。各種控除申告書の提出依頼と回収を従業員のスマートフォンやパソコンに出せ、修正依頼もWeb上で行えます [1]
- 従業員の回答と管理者の確認を分けたい会社なら、freee人事労務。年末調整はwebで完結し、従業員はスマホで回答、管理者は不備のチェックが中心になる設計です [2]
- 勤怠管理のジョブカンと合わせて使いたい会社なら、ジョブカン給与計算。ジョブカン勤怠管理から勤務データを自動で取得でき、源泉徴収票もWebで配布できます [3]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-30 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
料金は公式ページで確認
無料枠 最大2か月の無料体験
控除申告書をWebで配布・回収
料金は公式ページで確認
無料枠 無料のお試しが可能
従業員がスマホで年末調整に回答
料金は公式ページで確認
無料枠 5名までの無料プラン、30日間の無料お試し
勤怠データの取得とWeb源泉徴収票
選び方
結論
申告書をスマホやパソコンで回収したい会社
弥生給与 Next各種控除申告書の提出依頼と回収を従業員のスマートフォンやパソコンに出せ、修正依頼もWeb上で行えます [1]
従業員の回答と管理者の確認を分けたい会社
freee人事労務年末調整はwebで完結し、従業員はスマホで回答、管理者は不備のチェックが中心になる設計です [2]
勤怠管理のジョブカンと合わせて使いたい会社
ジョブカン給与計算ジョブカン勤怠管理から勤務データを自動で取得でき、源泉徴収票もWebで配布できます [3]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 3社とも、人数に応じた料金がかかる形です。この記事に載せる料金は、税抜の表示を税込に直したものです [4][5][6]。
- 年末調整の書類の集め方: 紙は転記と検算が勤務先に残ります [8]。オンラインでは、提出依頼から回収、不備の確認までをソフト上で行えるかを見ます [1][2]。
- 人数の枠とサポート: Web配信や年末調整に使える人数の枠、電話サポートの有無はプランで変わります [4][5][6]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| 弥生給与 Next | あり | あり | あり | あり |
| freee人事労務 | あり | あり | あり | あり |
| ジョブカン給与計算 | あり | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弥生給与 Next | 年契約の月あたり エントリー 税抜1,700円(税込1,870円)、ベーシックライト 税抜3,000円(税込3,300円)[4] | 最大2か月の無料体験 [4] | 20名未満向けと20名以上向けの案内あり [4] | KING OF TIME、ジョブカン勤怠管理など [1] | 電話サポート付きはベーシックプラス [1] | 控除申告書をWebで配布・回収 [1] | Web年末調整の基本人数は3名(ベーシックプラスは5名)で、超えると追加料金 [4] |
| freee人事労務 | スターター 6名以降1名ごと 税抜600円(税込660円)[5] | 無料のお試しが可能 [5] | 5名から利用可能、2,000名程度まで [5][2] | 会計ソフト連携(ミニマム以上)[5] | チャット・メール、電話はアドバンス [5] | 従業員がスマホで年末調整に回答 [2] | 5名分からの契約。電話サポートはアドバンス以外は有償オプション [5] |
| ジョブカン給与計算 | 有料プラン 1人あたり月 税抜400円(税込440円)[6] | 5名までの無料プラン、30日間の無料お試し [6] | 中・小規模向け。500名目安の大規模は見積もり [6] | ジョブカン勤怠管理 [3] | 無料プランはチャットサポート不可 [6] | 勤怠データの取得とWeb源泉徴収票 [3] | 無料プランは年末調整を使えない [6] |
各サービスの公式情報
弥生給与 Next
年契約の月あたり エントリー 税抜1,700円(税込1,870円)、ベーシックライト 税抜3,000円(税込3,300円)。配信人数の追加は1名 税抜200円/月(税込220円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
- 向いている人
- 控除申告書の配布と回収をWebに移し、年税額の計算や法定調書の作成まで同じソフトで進めたい会社 [1]
- 向かない人
- 複数の会社や事業所の給与計算を1契約でまとめたい会社。原則1事業所につき1契約です [1]
- 長所
- 申告書の提出依頼と回収を従業員のスマートフォン・パソコンに出せ、入力内容の修正もWeb上で行える [1]
- 短所
- Web年末調整の基本の人数は3名(ベーシックプラスは5名)で、超えると追加料金がかかる [4]
- 料金
- 年契約の月あたり エントリー 税抜1,700円(税込1,870円)、ベーシックライト 税抜3,000円(税込3,300円)。配信人数の追加は1名 税抜200円/月(税込220円)[4]
弥生給与 Nextの料金はいくら?
年契約の月あたり エントリー 税抜1,700円(税込1,870円)、ベーシックライト 税抜3,000円(税込3,300円)。配信人数の追加は1名 税抜200円/月(税込220円)[4]。
無料体験は20名未満向けの案内で、最大2か月、ベーシックプラス相当の機能を試せます。体験中は電話サポートを使えず、体験が終わるとデータの閲覧のみになります [4]。
freee人事労務
スターター 6名以降1名ごと 税抜600円(税込660円)。5名分の料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
- 向いている人
- 年末調整の回答を従業員のスマホに任せ、管理者は不備の確認に集中したい会社 [2]
- 向かない人
- 従業員が4名以下の会社。全プランとも5名から利用できます [5]
- 長所
- 入社手続きから勤怠、給与まで連携でき、転記作業を減らせる [2]
- 短所
- ミニマムの年末調整は管理者のみの入力で、従業員が入力する形はスターター以上 [5]
- 料金
- スターター 6名以降1名ごと 税抜600円(税込660円)。5名分の料金は公式ページで確認してください [5]
freee人事労務の料金はいくら?
スターター 6名以降1名ごと 税抜600円(税込660円)。5名分の料金は公式ページで確認してください [5]。
初期費用はなく、無料のお試しも可能です。支払方法は年払いと月払いがあり、5名分の料金は支払方法で異なります [5]。
ジョブカン給与計算
有料プラン 1ユーザー月 税抜400円(税込440円)、月額最低利用料金 税抜2,000円(税込2,200円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-30 時点
- 向いている人
- ジョブカン勤怠管理を使っていて、勤怠データを給与計算に取り込みたい会社 [3]
- 向かない人
- 年末調整を無料プランのまま使いたい会社。無料プランでは年末調整を使えません [6]
- 長所
- Web給与明細に加え、退職者向けを含む源泉徴収票もWebで配布できる [3]
- 短所
- 無料プランは5名まで、チャットサポートも使えず、データ保証期間は30日間のみ [6]
- 料金
- 有料プラン 1ユーザー月 税抜400円(税込440円)、月額最低利用料金 税抜2,000円(税込2,200円)[6]
ジョブカン給与計算の料金はいくら?
有料プラン 1ユーザー月 税抜400円(税込440円)、月額最低利用料金 税抜2,000円(税込2,200円)[6]。
有料プランでは、マイナンバー管理やWeb給与明細、年末調整を含む全機能を使えます。30日間の無料お試しもあります [6]。
用語の定義
くわしく読む
扶養控除等申告書とは?
扶養控除等申告書とは、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書のことです [8]
年末調整手続の電子化とは?
年末調整手続の電子化とは、従業員が控除証明書等のデータから申告書のデータを作り、勤務先がそのデータで年税額を計算する取り組みです [8]
年調ソフトとは?
年調ソフトとは、年末調整申告書を作るために国税庁ホームページ等で無償提供されているソフトウェアのことです [8]
関係する制度
くわしく読む
年末調整は、毎月の給与から源泉徴収した所得税などの合計額と、1年間に納めるべき所得税などの額との差額を精算する手続きです [7]。対象は、扶養控除等(異動)申告書を年末調整を行う日までに提出している一定の人です [7]。12月に行う場合は、1年を通じて勤務している人や、年の中途で就職して年末まで勤務している人が対象になります [7]。
年末調整手続の電子化は、従業員が控除証明書等をデータで取得して申告書データを作り、勤務先がそのデータで年税額を計算する取り組みです [8]。従業員向けには、国税庁が無償で提供する年調ソフトがあります [8]。勤務先が申告書データで年税額を計算するには、給与システム等がデータの取り込みに対応している必要があります [8]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 弥生給与 Next のエントリーを1年使う場合: 計算式: 税込1,870円/月 × 12か月 = 税込22,440円(2026-10-30時点の料金から計算)
- 弥生給与 Next で Web配信を基本の3名から10名に増やす場合の追加分: 計算式: 税込220円/人・月 × 7人 × 12か月 = 税込18,480円(2026-10-30時点の料金から計算)
- ジョブカン給与計算の有料プランを10人で1年使う場合: 計算式: 税込440円/人・月 × 10人 × 12か月 = 税込52,800円(2026-10-30時点の料金から計算)
- freee人事労務のスターターで、6名以降の10人分を1年使う場合: 計算式: 税込660円/人・月 × 10人 × 12か月 = 税込79,200円(2026-10-30時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. 給与計算ソフトで年末調整の書類を従業員から集められますか?
弥生給与 Next は控除申告書の提出依頼と回収を従業員のスマートフォンやパソコンに出せます [1]。freee人事労務は、従業員がスマホで回答する形です [2]。ジョブカン給与計算は無料プランでは年末調整を使えないため、有料プランかどうかを確認してください [6]。
Q. 紙で配る方法とオンラインの違いは何ですか?
紙では、従業員が書面の控除証明書の内容を転記して控除額を計算し、勤務先が検算して給与システム等に入力します [8]。電子化した場合は、データで受け取った内容を取り込んで年税額を計算します [8]。
Q. 年末調整の対象になるのはどんな人ですか?
扶養控除等(異動)申告書を年末調整を行う日までに提出している一定の人です [7]。12月に行う場合は、1年を通じて勤務している人や、年の中途で就職し年末まで勤務している人が対象です [7]。
Q. オンラインにする前に勤務先で確認することはありますか?
申告書データで年税額を計算するには、給与システム等がデータの取り込みに対応している必要があります [8]。 対応の可否は公式ページで確認してください。
